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法人情報

浄土宗 西山深草派 立信寺

愛知県豊川市長沢字金山48

住職 杉田 道秋

立信寺の由来 
長沢村の社寺明細帳によると、開基当時の本尊阿弥陀如来は恵心僧都(源信)の妹、安養法女の求めにより、僧都自らが彫刻した霊像であったといわれています。
この御本尊は、後に近江の長官高橋民部守正という人に伝わりました。その後守正が三河に移り、長沢村石塚辺りに住んだといわれています。さらに、文永九年(1272)夏、深草円空立信上人が関東へ旅をする時、一宇を建立して、この像を本尊として立信寺としたといわれています。
そして、文明年中(1470年頃か)本宿の法蔵寺の住僧、暢光照雲上人が立信上人の遺跡を慕い中興して、長沢の金山の高台に寺を移したといわれています。
暢光は長沢村の生まれで、七才の時法蔵寺の中興開山龍芸の弟子となり、後に京都の円福寺に上って、十三年間修行して帰国、二世を継いだといわれています。永享六年(1434)のことです。(寺には開山曼荼羅一幅があり、毎年開山忌の時開帳されます。ほかに阿弥陀三尊来迎図などもあります)
なお、前述の恵心僧都作の本尊は、後に京都相国寺内慈照院の内仏とされ、さらに延享元年(1744)に本宿村の法蔵寺に移され、宝暦十一年(1761)に立信寺に授与されたといいます。さらに、その後、この像は立信寺本堂改築の時、法蔵寺に移され、新たに法蔵寺の阿弥陀如来と交換されたといわれています。これが現在の本尊です。

本尊 阿弥陀如来坐像